「3年ぶりの余呉湖」宗Fテスター

ロッド:フォージタックル インターコンチネンタルカープロッド 11ft/3.25TC

リール:シマノ/スピードマスター 14000 XTC

ライン:サンヨーナイロン/アプロードGT-Rウルトラ20lb

オモリ:NGフラットペアースイベル3.5オンス(99g)

リグ:ヘアリグ/NGワイドゲープフック#4/NG+Rコーティングライン25lb

フックベイツ:ザ・ソース15mmボトム+ザ・ソースリキッド

ベイティング:ザ・ソース15mmボトム、コンプレックスT15mmボトム、ザ・クレイブ15mmボトム

 

レポート:(原文)コロナ禍でここ数年は地元大阪市内で日帰りの鯉釣りがメインでしたが、今年は規制緩和された事もあり約3年ぶりにお気に入りの湖へ行って来ました。

空白の3年間の間で漁協による鯉の放流が行わたようで、小型のカワイイ鯉がよく釣れているようです。

事前情報と言えばそれぐらいで、あとは現地で判断する事に。

 

過去にココに通っていた時もそうでしたが、なるべくシンプルなストラデジーで結果が出ていたので、ご多分に漏れず今回もアレコレややこしい事はせずに、ボイリーだけで釣りを組み立てます。

具体的に言うと、フックベイトは15mmボトムボイリーを素投げで、その周辺に15mmボトムボイリーを広範囲に撒き同調させ、ひたすら待つ…そんなイメージです。フックベイトは自分を安心させる目的で同種のリキッドをまぶしています。

 

障害物の多い場所で強引な取り込みが必要な事と、ときには大型の鯉も混ざるので、針は口切れ防止に大きめのNGワイドゲイプフックの#4を使用。15mmボイリーだと針はワイドゲイプフックの#5のほうが見た目のサイズバランスは良いのですが、アンバランスな組み合わせでも、この湖では大型の鯉のサイズに合わせて15mmシングルの場合でもワイドゲイプフックの#4を選びます。

ちなに仕掛けは小さなキッカーを付けたベーシックなヘアリグに、ディスタンスタイプのレッズクリップを使用した、ごくごく普通の仕様です。

 

ちなみに、NGワイドゲイプフック#4と#5の違いは以下の通りです。

 

「NGワイドゲイプフック#4」

・太さ:Φ1.07mm

・重さ:約0.26g

 

「NGワイドゲイプフック#5」

・太さ:Φ1.07mm

・重さ:約0.23g

 

重さは約0.03gだけの差、サイズは一回りの差ですので、見た目以上にそこまでのデメリット感はありません。

 

 

シーズン中はプレッシャーが高く、もともとアタリの遠い事は承知の上ですが、春の恩恵はどこへやら湖面はシーーーンっと静まり返っています。

しかし時間の経過と共にポツポツと釣果を得られ、終わってみれば103cmと102cmのメーターオーバーの鯉を2匹含むバラシ無し計6匹の釣果でした。

 

 

その中には健康的な60cmクラスの鯉も混ざり、今後数年はこれぐらいのサイズの鯉が中心となりそうですが、これからも楽しませてくれるであろう次世代のヤングカープにも期待して釣り場を後にしました。


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