ダンゴメソッド(宗Fテスター)

 
ロッド:ショートスイング20号/3.0m
リール:シマノ/ブルズアイXT遠投(夢屋スーパーエアロSD用スプール仕様)
バイトアラーム:FOX/RX
ライン:サンヨーナイロン/アプロードGT-Rウルトラ16lb
リーダー:プロロジック/スーパーチャージドリーダー40lb(100cm)
オモリ:インライン3.5オンス(99g)
リグ:KDリグ(NGワイドゲープフック#5)
フックベイツ:ヒットンラン(RED)ワフター14mm、各種蛍光POP-UPダンベル10mm
寄せエサ:ダンゴ餌
撒きエサ:なし
レポート:(原文)今冬のマイブームであるダンゴメソッド。昨年末から安近短で粉にまみれた鯉釣りを地味に楽しんでおります。特に僕が通うような真冬の都市型河川では、鯉のアタリを貰える確率が高くなったように思います。
僕の場合、冬場は自転車釣行や担ぎ込みでの半日釣りがメインになりますので、魚の反応を多く得られる方法が退屈しなくて良いのです。今のところ、これが真冬のマイベストですね。
もちろんエサを置く場所と魚がエサを喰うタイミングが最も重要な事は言うまでもなく、それにプラスアルファの部分でエサや仕掛けなどのセットアップに繋がります。
粉末エサに強いこだわりはありませんが、底に残り易い粒系の物を混ぜると効果的なように思います。例えば、ダイナマイトベイツのメソッドミックス、スポッド粉末ミックス、缶詰めコーン、ペレット、その他リキッドなどを隠し味的にブレンドし、オリジナルレシピの配合として妄想を膨らませるのも良いと思います。
フックベイトは低活性の鯉が吸い込み易いであろう質量の軽い物をチョイスします。ポップアップやワフターがそうです。特にワフターは面倒な浮力調節が不要なので、さいきん好んで使っています。
僕が愛用するダイナマイトベイツの蛍光POP-UP各種ダンベル10mmの場合は、ガン玉5号(0.17g)をバランスシンカーとして使用します。
約12年ぶりに訪れた大阪府下の某河川ですが、ここは昔から鯉のストック量が多く、今も変わらずそれは健在でした。鯉のサイズは70cmぐらいがアベレージ(当時)でしたが、パターンにハマると真冬でも爆発的な釣果が望め、また非常に浅いエリアなので、日中は魚の動きが肉眼で確認でき、鯉の習性を色々と知る事ができるとても貴重なフィールドです。
この日は朝から夕方までの釣りでしたが、鯉のアタリが爆裂!ダブルヒットが3回!釣果は釣友と合わせてトータル20匹UP!その殆どがパンパンの80cmクラス!腕もパンパン!サイズアベレージが以前よりも上がっていました。最終的には持参したエサを全て使い切り終了!オマケでこの川での自己記録となる89cmの鯉までゲット\(^o^)/
この日釣った良型の殆どにダイナマイトベイツのヒットンラン(レッド)ワフター14mmに集中しました。
ヒットンランシリーズは、心地よいフレーバーもさる事ながら、釣り場の状況によってそのカラーでのアプローチが持ち味なフックベイトです。
以下はその目安です。
●ホワイト:深場や泥底
●ピンク:クリアーウォーターや藻場
●イエロー:クリアーウォーターや砂利底
●レッド:濁った水や粘土質な泥底
来日していたforge-tackleのエンリコ氏とも一緒に鯉釣りを楽しみました。多忙なスケジュールの合間で、我々に与えられた時間は3時間。ダンゴ餌+ヒットンランワフターで無事に2匹の鯉をゲットしミッションクリアー!彼にとっては日本での初釣り&初鯉だったようで、かなり興奮して喜んでいました。
エンリコいわくダンゴ餌を使うこの種の鯉釣りは、マッチフィッシングやフィーダーフィッシング(粉エサを使った鮒や鯉釣り)と同じで、ヨーロッパでは非常にポピュラーなようです。
ダンゴメソッドだから釣れるのではなく、例えばPVAバッグを使っても同じような効果が得られるはずです
その釣り場で有効なアプローチ方法を考えて、自分が楽しめる事が一番なんだと思います。
このダンゴメソッドの鯉釣りは後日動画でもご紹介予定です。

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