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真夏の琵琶湖釣行 (堀Fテスター)
ロットポット:NG+RタイプS
バイトアラーム:NTXr
オモリ:NGフラットペアースイベル3オンス
ライン:フロロカーボン7号
リグ:NG+Rコーティングライン35lb
フック:NG ♯4
撒き餌:ソース・コンプレックスT・レッドアモ各15mmクラッシュ・ハリバットペレット・コーン
粉末系:スポッドミックスフィッシュミール
喰わせ:ソース20mm+パイナップルポップアップ15mm・コンプレックス20mm+ソースポップ15mm
レポート:(原文)真夏の琵琶湖釣行
先日、夏休みを利用して真夏の琵琶湖に行って来ました。今回、狙ってみたい第一候補ポイントとしてテトラポット周りを考えていました。しかし、水位が24cmマイナスしており足場も悪く断念。第二候補ポイントは川の吐き出し狙いでした。しかし、こちらも水位が下がった事でブラックバスアングラーが各エリアで立ちこんでおり目星を付けていたポイントが狙えない状態でした。
最後の候補ポイントは夏の琵琶湖には至る所に出現する藻の密集エリア、その藻際狙いに決め目ました。
釣り人にとってリスクが高いポイントで、狙い方にかなりの気遣いと技術を要するポイントになります。私がこのポイントをどの様に狙っているかを説明したいと思います。藻の密集している際を狙いたいが、長い藻の上に餌が乗ってしまっては釣果は上がりません。カラオモリを何度も何度もキャストし密集した藻の際で尚且つ藻の少ない所、又は浅い藻の上であることを事前に確認します。
ここで大事なことは、キャスチングのコントロールが良くなくてはなりません。狙った位置に仕掛けを落とし、狙った底のイメージのポイントに餌が配置されなければ釣果を得ることは難しいのです。
私のルーティン
1:狙ったポイントに餌をキャスチングする。(1m以内が理想)
2:着水と同時にスプールをおさえ、しっかり着水を取りながら餌が絡まないようにオモリの先に餌を配置する。(仕掛けを真っ直ぐにする)
3:餌が着底する間、餌やオモリが落ちていく間に何かに当たったり揺れがないかを感じながら着底させる。(揺れたり、重くなった時は仕掛けが絡んでいるので再キャスト)
4:餌は底に静かに置くイメージで着底させる。(浅い藻であっても着底後仕掛けを引っ張ると餌が藻に絡み、鯉が餌を吸った時にフッキングが甘くなる。配置や絡み防止のためにもPVAバックに撒き餌さを入れ、喰わせ餌の配置補助としている)。
以上の事は最低でも行ったほうが良いと思います。
琵琶湖に到着してポイントを見て回っているうちに辺りは暗くなり、藻の際を狙える状態ではなくなりました。やむを得ずその日は就寝して翌日藻の際付近に撒き餌をして、竿出しを行い当たりを待ちました。お昼が過ぎ夕方になっても当たらず、うとうとしているとバイトアラームの音が漸く夜中に鳴りました。初ヒットの鯉は沖に勢いよく走り重量感から90cmオーバーの手ごたえを感じました。暫くやり取りを行い岸から20m付近のところまで寄せましたが、そこで外れてしまい残念ながら痛恨のバラシになりました。
藻がらみのポイントは自分がしっかり餌の配置をしても鯉の前当たりなどで餌の状態が悪くなるなどバラシやすいリスクの有るポイントとも言えます。従ってキャスチングは基本どうり行う必要があると考えています。
その後1時間30分経過して又もや同じ竿にあたりが来ました。今度は50cm台の小型の鯉で難なく上げて朝までぐっすりと寝ました。翌日の朝から夕方までお決まりのようにあたりは来ず。夜21時頃に今度は隣りの竿にかなり良いあたりが来ました。急いで竿まで駆け寄ると既に60m先、右奥の藻の中に入り込んでいました。ここからが持久戦と考えて鯉の出てくるのを待ちましたが、仕掛けは回収できたものの鯉は外れ又もや痛恨のバラシになりました。
藻の際狙いは難しいとつくづく感じていると1時間後に又もや右側の竿にあたりが来ました。今度は起きていたので直ぐに竿に駆け寄ることができ、竿をもつとずっしり重さを感じ、感触からすると90cm台はありそうなの手ごたえを感じました。今度は沖の藻に入る前にコントロールができたので暫くやり取りをした後に無事にネットインすることができました。長さは92cm13.1kgと太った鯉でまあ満足。その後当たりは止まり、結果2本の竿でそれぞれ2回の当たりをもらえました。この真夏に釣果をもらえる場所は限られていますが、その中でも藻の密集している場所は好ポイントといえます。しかし、狙い方と暑さ対策はしっりしないと釣れた後など脱水状態にならないよう気を付けた方が良いと思います。
私は近年、真夏の釣行は体調も考慮して2泊くらいが丁度良い感じになっています。