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琵琶湖釣行パート3(堀Fテスター)
ロットポット:NG+Rタイプ6
バイトアラーム:FOX NTXr
ライン:GT‐R25lb
リグ:NG+Rコーティングライン35lb
フック:STダウンアイ♯4
撒き餌:ボトム:ソース15,20mm、コンプレックスT15,20mm,スイートタイガー&コーンボイリー15,20mm,クレイブ20mm
ペレット:ソース8mm、ハリバット8mm+14mm,コンプレックス8mm、ハリバット粉末、ゆでコーン、押し麦,SOURCEリキッド、ガーリックリキッド、ブラッサム
喰わせ餌:ソース20mm+パイナップル ポップアップ15mm
コンプレックスT20mm+ソースポップ15mm,ソース26mm+パイナップル ポップアップ20mm
釣果:90センチ 12.1kg 他
レポート:(原文)今年もゴールデンウイークに恒例の琵琶湖遠征をしました。昨年は、低温の後の大風に悩まされましたが、その後にいいサイズが来てくれました。
今年は、昨年より気温もやや高いので活性が上がっているのではないかと思うと期待感が高まります。
今回のポイントは、テトラポットの連なる中に小さな流れ込みがある所で、足場も悪いせいか人も寄り付かず静かに釣りができる所でした。最初にディーパーで入念に地形をみましたが、大きな変化は無く緩やかにかけ下がっている感じです。
琵琶湖のような大きな湖であっても、魚にとってわずかな流れ込みも影響を与える。そして、人がほとんど攻めていないと考えこのポイントに決めました。
場荒れしていないポイントでの期待感、大型狙いの私としては、スレていないポイントの方が警戒心は少ないと考えています。そこで問題なのが、人が餌を入れていない、ボイリーになじみがない、そんな餌を如何に捕食させるか、あまりボイリーが使用していないポイントで直ぐにボイリーを喰う事が少ないため、私なりの工夫をして、より効果的であったことを少し書かしていただきます。
メインのフックベイツを喰わすには、撒き餌さの匂いを嗅いたり少し口にした際に興味や刺激をえ、これは美味いと感じさせることが重要です。撒き餌は各フィールドによって私は変えていますが、ボイリー慣れしていないフィールドでは下記のパターンにしています。
先ずはコーンにNGオリジナル水溶性リキッドのパイナップルやブラッサムを浸します。他にボイリーのボトム、ペレットなどをリキッド(ソースリキッド、ガーリックリキッドなど)をかけブレンドします。それぞれ1時間以上漬け込んだ物をブレンドします。そこにボイリーのクラッシュしたものを入れ更にブレンドします。匂いを効かせたいときや喰いの悪い時などは、粉末系を足します。
この順番で撒き餌さをブレンドする意味は、しっかり味のついたボイリーの味や匂いを伝えやすくするためです。拡散しやすい液体や粉末系は鯉の嗅覚や味蕾を刺激します。味覚魚と言われている鯉は美味しい物には我慢できなくなります。
釣り師として鯉の警戒心をどの様に取ることが釣果に繋がるかが、カギだと私は信じています。
どのサイズを釣りたいかで少し内容が変わりますが、釣果を得るのであればこのやり方は実績があります。(最盛期でボイリー慣れしているフィールドでは型が落ちる可能性有り。)
以上のようにして撒き餌さを最初に5kgほど入れました。
初日は底探りと撒き餌さを入れただけで喰わせの投入をしないで眠りにつきました。
翌朝餌を打ちましたが、当たりもなく夕方からかなり強い雨が降ってき、3日目の朝を迎えました。午前中の11時頃に待望の初当たりが来ました。かなり良い引きで期待感はありましたが、超大物の重量感はなく、走りは良いので楽しませてくれました。タモ入れ後メモリ付きのマットに乗せると90センチをわずかに超えていました。しかし、これまでの経験では、メモリ付きのマットで90センチ少し超えているくらいのケースでは、検寸台で90センチに満たないことがよくあり、マットのメモリは、あくまでも目安となります。正式に検寸台に乗せてみると、やはりわずかに満たなく89.5センチでした。その後、定期的に当たりをもらい、その中にもう2回検寸台に乗せた鯉がありました。しかし、三度89センチとあと1センチ足りませんでした。
そして、13回目に当たった鯉が、4度目の検量で90センチジャストやっとの思いで90センチクリアしたので、夕方の餌替え時に3本の竿全て26mmのボイリーに変えました。その日の夜、ピピーとバイトアラームが響きました。
来たぞ!!と思ったのもそれっきり翌日も全く釣れず夕方に竿をしまいました。
何時も思い描いた様にいかないのが鯉釣りですね。少し心残りは有りますが、楽しいゴールデンウイークでした。