レポート:(原文)キャスティング後の着水と着底
皆さんはキャスティング後,着水や着底を取っていますか?ベテランの方は皆さん取っていると思いますが、時折着水を取っていない人を見かけます。
キャスティング後の着水と着底を取る行為には大きな意味があります。
着水から着底までの時間が水深を意味し、そして着底の際、オモリが底にしっかり着いた感触があれば底が固く良い。しっとりとした感じであれば、堆積物や泥などが少し溜まっている。
何の感触もなく、いつ着底したのか分からないなどは、底が良くない状態を意味します。今、自分がどのくらいの水深にエサを打っているかは最低でも知っている必要があります。
山上湖や汽水域など状況が常に変わってくるポイントでは、何メートルラインで鯉がエサを喰っているかを理解し、次に打つ手が決まってくるからです。
したがって、それらの事を全て感じた後のポイント攻略となるはずです。
今回は冷え込みが厳しくなった事もあり、フィーディングには消化が良く、栄養価の高い、新商品のスポッドミックスを使用し、晩秋のラストチャンスに賭けてみました。
スポッドミックスは水温が下がり喰いが悪い時や、鯉の活性が低いときなどに効果的なエサだと思います。
今回のフィールドは魚影も薄く、警戒心が非常に高いので鯉が撒きエサを口にした時、継続的に喰ってくれるエサでなくてはなりません。鯉にとって魅力的なエサでない場合は食欲より警戒心が勝ってしまい、喰うのをやめてしまいます。
その後、当たりはすぐに来ず、初当たりが来たのは、21時間後、心中、期待サイズの予感がしました。私のダッシュする音で目を覚ましてくれた友人が、無事に取り込んでくれ、同時に検量もして頂きました。すると100センチジャストで久しぶりの釣果に喜びを感じたと同時に、この晩秋に有終の美を飾れた気持ちがしました。
8時間後におまけが付きました、93センチ(16.2キロ)の
デブ鯉でした。この連休、十分満足いく結果にアイテムの多さは釣果に繋がると、また痛感しました。
※本文の無断転載を禁止します。