「釣れるエサの定義とは」宗テスター

 

ロッド:Century NG(12ft/3.00lb)
リール:シマノ ブルズアイXT遠投
バイトアラーム:PROLOGIC SNZ
ロッドポッド:NGオリジナル TYPE S-BLACK-
ライン:サンヨーナイロン アプロードGT-Rウルトラ22lb
リーダー:TASKA コアゼロ(100cm)
オモリ: TASKA スクエアーインライン3.5オンス(99g)
リグ:ブローバックリグ(NGワイドゲープフック#4)
フックベイツ:ザ・クレイブ
撒きエサ:ザ・クレイブ
PVA:なし

レポート:(原文)釣れるエサとは。
色んな種類のボイリーがあるけれど、どれが一番釣れるんでしょう?
この手の鯉釣りは、ある程度の待ち時間が必要で、結果が出たとしても、その待ち時間のせいで非常に不鮮明と言うか、こうしたから釣れた・・・のかな?と、クェッションが付いてしまいますよね。そのエサで釣れた要因は、鯉に聞かないと分かりませんが、そんな彼らですら本能のまま食べてしまい、明確な理由なんて無いのかも知れません。

では、どう考えるか?
僕の結論としては、自分 が安心してアタリを待つ事のできるボイリーの存在が重要なのではないだろうか。という事になりました。つまり、同じエサを使い続ける事によって、ダメな時もあるけれど、テレコにならず安定した釣果が出ると思いますし、自ずとそのエサでの実績が目立つ事になる訳で、イコール釣れるエサになるという訳です。

どんな状況でも釣果を得られる魔法のボイリーなど世の中に存在しません。
ただその可能性を上げるために必要な“自分が安心して待つ事ができるボイリー”を僕は使っています。

まずは自分が愛用する定番ボイリーのフレーバーを決める事からはじめましょう。
ボイリーのフレーバーを選ぶ目安として。人それぞれの好みがある訳で、それは例えば、 触って臭く無いエサとか、大きな鯉を釣った事のあるエサとか、沢山釣った事があるエサだとか、理由は何でもよいので、どれか1つのフレーバーを選ぶ事からはじめます。

魚影が濃くて色んなアプローチが可能な釣り場なら多くのボイリーを揃えた方が楽しいのかもしれませんが、じっくり待って単発のアタリしか貰えない釣り場や、そんな状況の時なんてエサうんぬんの問題では無いと思っています。先にも言ったように、自分が安心して待てるボイリーを決める事がとても重要となります

その種類の多さからボイリーのフレーバーにばかり注目されるこんにちですが、僕はフレーバーよりも、そのサイズ(質量)に注目しています。
要するに色々なフレーバーのボイリー を数種類用意するのではなく、1つのフレーバーのボイリーで、その各サイズ揃えた方が迷いも少なく、状況に合わせたシンプルな釣りを展開できるのです。

前置きが非常にながーーーーくなりましたが、この日はザ・クレイブのみを持参。ボイリーのサイズは、15mmと20mmの2種類だけです。たったそれだけでもフィーディングとフックベイツのサイズを使い分ければOKです。ズバリ!状況に応じたボイリーのサイズ(質量)の使い方がミソですね。

結果は、ダブルヒット時に今回で一番良さそうな魚を自分のミスで取り逃がしてしまいましたが、101.0cm/18.8kgと97.0cm/14.5kgの鯉を2つゲットできました♪

NG-CARP が取り扱うダイナマイトベイツのボイリーは、多くのフレーバーと多くのサイズが揃います。じっくりと待つ事が必要な状況やそんな釣り場、または荷物を減らしたい・・・とお悩みの方は、自分の中のナンバーワンボイリーで、シンプルな釣りを心掛ける事が良いのかもしれませんね。


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